漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる技法を使った蒔絵。 印籠や巾着、煙草入れなどの提げ物(さげもの)を腰の帯にさげて携帯するために作られ、装飾美術品の域にまで発達した、日本独自の小さな細密彫刻とされる根付。 腰に下げる長円筒形の三重ないし五重の小箱で、室町時代に印・印肉を入れていた容器の印籠。 当社では、これらを含め、そのほかにも多数の古美術品の取り扱いをしております。